皮膚腫瘍(良性・悪性)

皮膚腫瘍(良性・悪性)

当院では、皮膚腫瘍(皮膚外科)に特に力を入れております。本格的な手術設備を整えていますので、総合病院などで短期入院が必要といわれるほとんどの皮膚腫瘍は当院ならば日帰り手術が可能です。特に植皮・皮弁など本格的な手術が外来で出来るクリニックはあまりありません。いったん診察して診断をつけた上で、手術は後日予約となります。

  1. 基底胞癌
  2. 紫外線などが誘因となり、高齢者の顔面に好発する主に黒色~灰色の腫瘍です。
    転移する事は稀で、早期発見・早期治療すれば抗がん剤も不要です。外科的手術にて全摘出し、病理組織検査で確認します。

  3. ボーエン病
  4. 高齢者の体幹部・腕脚に好発し、茶褐色~紅褐色の痂皮(かさぶた)に被われた腫瘍です。早期発見・早期治療すれば転移しないので抗がん剤も不要です。外科的手術にて全摘出し、病理組織検査で確認します。湿疹と誤診されやすく、一例として、高血圧治療で通院中のかかりつけの内科で湿疹という診断で“ついでに”軟膏を処方され、一年しても治らず、皮膚科専門医に紹介されたらボーエン病だった、ということがあります。
    皮膚疾患は皮膚科で診てもらいましょう。
    ②は初期ならば、殆んど当院の日帰り手術で対応できます。

その他、日光角化症・有棘細胞癌・乳房外パジェット病など必要に応じ検査・関連病院に紹介いたします。