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新薬ミシュラン 採点結果 その2

[2026.03.11]
☆☆ 竹   ①JAK阻害剤外用(非ステロイド)(アトピー):コレクチム軟膏 アトピー性皮膚炎の外用において、顔面にはなるべくステロイドを使用したくありません。 そのため顔面にはプロトピック(タクロリムス)軟膏が定番でしたが、刺激症状(火照り感) があるのが欠点でした。コレクチムはそれに代わる外用としてデビューしました。 刺激症状は全くないのですが、効果は少し弱い印象です。   ②PDE4阻害薬(非ステロイド)(アトピー):モイゼルト軟膏 コレクチムと同様にステロイド外用に代わる外用ですが、同様にステロイドの副作用はなく 刺激症状も全くないのですが、やはり効果が劣ります。   効果は ステロイド軟膏=プロトピック軟膏>コレクチム軟膏>モイゼルト軟膏 となります。     ☆ 梅   ①タピナロフ(非ステロイド)(乾癬・アトピー):ブイタマークリーム 乾癬・アトピーにステロイドに代わる新機軸の外用としてデビューしました。 そもそも効果発現に数カ月かかかり、その効果もイマイチ。安定期の患者さんに 維持療法として良いのかもしれませんが、それならばステロイド外用を間歇的(週2回外用) 外用で副作用もなく十分維持できるので、ブイタマー毎日外用の優位性はないと考えます。 頭痛を発症する副作用もあり、薬価も高いのでコスパは悪い。従って☆梅と判定しました。     ②アレジオン眼瞼クリーム:アレルギー性結膜炎・花粉症 私自身、患者さん5人、当院スタッフに試して全員却下。医師同士のSNSでもイマイチの評判。 従来のアレジオン点眼(他、抗アレルギー点眼)の方が断トツ効果あります。 2/26のブログに投稿しましたが、解剖学的に作用機序に無理があるのでは? 肝心な効果が??ですし、薬価も高いのでコスパが悪い。従って☆梅と判定しました。     当院も積極的に新しい治療、新薬を導入していますが、「温故知新」と言う諺もあり、 古くても良いものは良いし、優れている新薬治療は選別して、どんどん取り入れる方針です。 しつこいようですが、 アトピーには生物学的製剤注射(デュピクセント・イブグリース・ミチーガ等) 円形脱毛にはJAK阻害剤内服(オルミエント等) 手掌多汗症には、アポハイドローション いずれも、人生(運命)を変える素晴らしい新薬です。 使い方に習熟した当院にお任せください。   文責:虎ノ門皮フ科形成外科 院長 尾山修一    
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