ボーエン病
ボーエン病とは?
高齢者に単発する、境界明瞭な直径数センチまでの、触るとやや盛り上がった扁平の赤~茶褐色の皮疹。表面にカサブタやカサカサを付着することが多い。一見、普通の湿疹様である。
ボーエン病は表皮内(浅い層)の腫瘍細胞の増殖なので悪性度は低いものの、放置すると深部に広がり悪性の有棘細胞がんに移行する。
原因
露出部に生じるものは紫外線や乳頭腫ウィルスが関与する事もあるが、基本的には原因不明。
鑑別が重要です。
一見、普通の湿疹様なので、例えば内科の医師が高血圧の薬のついでに(親切心で)軟膏を
処方しても半年間治らない。皮膚科医に受診したらボーエン病だったという事はよくある事です。また陰部の場合、同じく白癬(インキン:水虫)として抗真菌薬を外用していても治らず、実はボーエン病だったという事もあります。また、手指の場合、イボと誤診しやす事もあります。早めに皮膚科に受診しましょう。(皮膚科医でも初期の場合、見誤る事があります)
治療
外科的切除、超高齢者で手術適応が無い場合は液体窒素も有効
