乾癬
乾癬とは?
炎症性角化症の一つで原因は不明。
肘・膝をはじめとして頭皮~足まで全身に皮疹は生じる。痒みは殆どありません。
皮疹の分布状態により尋常性乾癬(最多)・滴状乾癬・膿疱性乾癬・乾癬性紅皮症の
4型に分類される
皮疹の性状・分布・原因
皮膚に赤く浸潤を触れる紅斑(ここまではアトピー性皮膚炎も同じ)に加え、その上に付着する銀白色の鱗屑(その名の通り魚のウロコのようなカサカサ)が特徴です。頭皮の乾癬は❝フケ❞と類似します。アトピー性皮膚炎は肘・膝の屈側(内側)に発症するのに対し、
尋常性乾癬は肘・膝の伸側(外側)に発症するのも特徴の一つです。手足の爪に発症すると
白濁・ボロボロになり、全指の爪が発症します。また爪白癬(爪水虫)とも類似します。
発症機序
通常、表皮の基底細胞が角化により上昇し、角層細胞として脱落(アカ)するまで
45日(ターンオーバー)です。乾癬ではそのターンオーバーが異常に亢進し、
4~7日と著しく短縮しています。つまり新陳代謝が異常なまでに高回転している状態です。
根本的な原因は不明であるが、遺伝(白人の方が多く、男女比2:1)やメタボリックシンドロームや喫煙との関連も指摘されています。
治療
外用療法
炎症を抑える基本的なステロイドと、ターンオーバーを調整するビタミンD3が
スタンダードです。使いやすい両者合剤もあります。
新薬として従来とは全く異なる作用機序のブイタマークリームもあります
内服療法
スタンダートなシクロスポリン・チガソン~オテズラ・ソーティクツ
生物学的製剤(バイオ製剤)注射
革命的な生物学的製剤はアトピー性皮膚炎よりも、乾癬に先に導入されました。
