院長紹介
院長 尾山 修一
- 略歴
- ・東京都出身
・海城高等学校卒
・平成6年産業医科大学卒
・東京大学医学部附属病院 麻酔科
・東京大学医学部附属病院 皮膚科
・独立行政法人労働者健康福祉機構 横浜労災病院 皮膚科
・自由が丘クリニック
・リッツ美容外科
・ヴェリテクリニック
・平成25年 神谷町皮フ科形成外科 院長に就任
・令和6年3月移転 虎ノ門皮フ科形成外科に改称 - 所属学会
- ・日本形成外科学会
・日本皮膚科学会
・日本美容外科学会(JSAPS)
院長挨拶
虎ノ門皮フ科形成外科 院長の尾山修一です。
私は医学部卒業以来、東大病院にて麻酔科研修後、一貫して皮膚科と美容外科の二足のワラジを履いて参りました。二つの診療科を掛け持ちしていますと両者とも中途半端になりがちですが、それを克服すべく365日休みなく働き努力して参りました。
従って、どちらの科目もそれぞれの専門医に負けない能力を備えていると自負しております。また、皮膚科と形成外科・美容外科は関連する部分も多く、保険診療・自費診療を問わず、広い視野から患者様にベストな治療法を提供できると考えております。
今まで複数の病院やクリニックで、それぞれの科のカリスマと言われる師匠の元で研鑽する機会に恵まれました。特に皮膚科では11年在籍した横浜労災病院の皮膚科前部長、向井秀樹先生(現、東邦大学医療センター大橋病院皮膚科教授)に、ご専門のアトピー性皮膚炎・アレルギー疾患を中心とした皮膚科疾患全般をご指導いただきました。また、横浜労災病院では形成外科とも協力して手術する機会に恵まれ、当時の形成外科部長にご指導いただき形成外科の手術手技を身に付け、現在の診療に役に立てております。
皮膚科と形成外科美容外科の仕事をしていると、それぞれの長所・短所を感じることがあります。 例えば皮膚科では、アトピー性皮膚炎を中心とした
炎症性疾患・アレルギー疾患・膠原病など内科関連の診断治療は他科には決して真似できない優れた点があります。
しかし一方で、腫瘍切除を初めとする体表面手術においては、形成外科・美容外科の技術にはかないません。また、日帰りで可能な外来手術でも、皮膚科しか経験のない医師での技術では入院が必要となり、多忙な現代人には時間的・経済的損失を伴います。また皮膚科ではドクターが専門外であるという理由で、治療法が無いとあきらめてしまう症例でも、形成外科・美容外科の解剖学的知識・手術技法を駆使すれば治療可能な場合があります。
これらは、皮膚科と形成外科の双方の知識が無いと診断・治療できません。
主治医の知識・技量が患者様の QOL(quality of life:生活の質)を左右してしまうのは憂うべきことです。
当院は、保険診療での一般皮膚科、形成外科の技術に基づいた日帰り手術、無痛を目指す麻酔科の知識・技術を総合的に駆使する体表面の皮膚疾患・美容のスペシャリストで、
虎ノ門・新橋・霞ヶ関・日比谷・神谷町・虎ノ門ヒルズにお勤めの会社員の方、地元にお住まいのお子様からご年配の方まで、地域医療に貢献するホームドクターでありたいと考えております。
当院の特徴は小規模ないわゆる町医者のクリニックとしては珍しい、日帰り全身麻酔まで可能な本格的な手術設備を備えており、入院の必要な重度な疾患以外は治療まで殆んど当院で完結します。
特に昨今はエステサロンの延長のような、軟派な美容皮膚科を標榜する皮膚科が多く、それとは一線を画する硬派なプライドを持った医療機関でありたいと考えています。
また、入院や緊急性を要する重篤な疾患や、専門外の分野は虎ノ門病院、慈恵医科大学病院など 関連施設にご紹介するなど、港区の地域医療機関の一員として万全の態勢を整えております。